Q&A
よくあるご質問

よくあるご質問

産科について

出生前遺伝子学的検査を受けた方がよいですか?
すべての妊婦さんに必要な検査ではありません。
検査を受けるかどうかはご夫婦が納得したうえで判断することが重要です。
ご夫婦にとって必要な検査であるかどうかを一緒に考えていきましょう。
妊婦さんはみんな出生前遺伝子学的検査を受けていますか?
日本では、任意の自費検査として行われています。
そのため検査を受けるかどうか、検査の種類をご夫婦が判断することができます。
現在、何らかの検査を受けている妊婦さんの割合は10%位と言われています。
よって全ての妊婦さんが検査をお受けになっているわけではありません。
出生前遺伝子学的検査はどの検査がおすすめですか?
検査は大きく2つに分けられます。
1つは検査による流産のリスクがない非確定的検査です。検査内容は採血と超音波検査を行います。
もう1つは確定的検査です。妊婦さんの腹部に針を刺し、絨毛、羊水を採取する検査です。1/300 ~ 1/100 の割合で流産すると言われています。
一般的には胎児に侵襲のない非確定的検査を行い、結果によって確定的検査にすすむことができます。非確定的検査には3種類ありますが、いずれも陰性の場合、的中率は99.9%以上です。
クアトロ検査の結果をみてからNIPTを受けることもできます。
「つわり」がひどくて食事が取れていません。
赤ちゃんに影響は?いつまで続きますか?
「つわり」は妊婦さんの約80%に認められる一般的な症状です。妊娠6週前後から悪心、嘔吐などの症状が現れます。体重減少や脱水、ママの排尿回数や尿量が減ったりすることを「妊娠悪阻」といい点滴によるママの治療が必要となります。この時期の赤ちゃんはまだ10~20gとママの1000分の1にも満たない大きさですから、ママの蓄えだけで大丈夫です。栄養不足になることはありません。妊娠7週~11週が症状のピークで、その後は自然に消失します。
初めてですが外来予約は必要ですか?
予約は完全予約制ではありませんが、ご予約の患者様優先とさせていただきます。
初診の方もWeb予約が可能ですのでご利用ください。
分娩の予約はいつ頃からできますか?分娩予約は必要ですか?
当院にて分娩を希望される方はお早めに分娩予約をお願いいたします。
里帰り出産の場合いつまでに受診、分娩予約をすればよいですか?
妊娠16週~20週(5ヶ月~6ヶ月)頃までに一度受診いただくかお電話でのご予約をお願いしております。
妊娠33週~34週(9ヶ月)までには必ず妊婦健診を受けましょう。
立ち会い分娩はできますか?夫以外の家族も可能ですか?
ご家族の方であればどなたでも立ち会っていただけますが、人数の制限がありますので、予めご相談ください。帝王切開での立ち会いはできません。また、医療上立ち会いが望ましくない場合はお断りさせていただく場合があります。
付き添い宿泊はできますか?
食事や寝具の貸し出しはできますか?
和室のある特別室(A・B)のみ宿泊が可能です。
お子様の宿泊・人数に関しましては事前に注意事項などのご説明がありますので、予めご相談ください。
ご家族のお食事は衛生管理上ご用意しておりません。
当院より徒歩3分の場所に24時間営業のスーパーがありますのでお買い物に便利です。
寝具・アメニティなどは有料にてご準備しております。
見学は可能ですか?
可能です。まずは、お電話でのご予約をお願いいたします。
面会時間は何時から何時までですか?
面会時間は13:00~20:00です。
分娩直後の面会は安静のため、ママと赤ちゃんの大切なひと時のためお控えください。
産後は休息が必要ですので、短時間の面会でお願いいたします。
退院後おっぱいで困った時はどうすればいいですか?
おっぱい外来がありますので、一度お電話ください。
ご相談を聞いたり、マッサージを行います。他院で出産された方も対応しております。
4D超音波は行ってもらえますか?
有料ですか?
毎回無料で行っております。また撮影した動画をパソコンやスマートフォンにお届けするエコーダイアリーを導入しております。
こちらも無料です。
アレルギーがあります。入院中のお食事に対応してもらえますか?
対応いたします。必ず入院前にご相談ください。
クレジットカードに対応していますか?
当院は現金のみの対応となっております。

婦人科

子宮内膜症と診断されましたが、どんな治療法がありますか?
子宮内膜症の治療法には、対症療法・ホルモン療法・不妊症治療・手術療法があります。これらの治療は、目的によって選択されます。
閉経、50歳以上になったら、筋腫が消えると知人から聞いたのですが?
閉経や50歳を超えたからといって、筋腫は消えたりはしませんが、今まで認めていた多くの症状は緩和されます。
一方では50歳を超えても閉経せず症状に悩んでおられる患者様も多くおられます。
筋腫を保有している場合は定期的な検診をお奨めします。
低用量ピル(避妊用ピル:OC)を飲むことで、旅行に出かけるときに生理の時期をずらすことができますか?
ピルを継続し内服することで、ずらすことができます。
28日タイプの方は4週目のプラセボを飲まず、次の薬が入っている錠剤をずらしたい日数分だけ飲んでください。
21日タイプの方も同様で、休薬せず飲み続けてもらえればずらすことができます。
低用量ピル(避妊用ピル:OC)を飲み忘れました。どうしたら良いですか?
1つ忘れたなら、気付いた時にすぐ1つ飲んでください。
次の分はいつもの時間に飲んでもらえれば大丈夫です。
2日以上の飲み忘れは薬の効果が薄れますので、ご注意してください。
低用量ピル(避妊用ピル:OC)は、分娩後はいつから服用していいですか?
授乳されている方は産後6ヶ月以降に服用を開始できます。授乳されていない方で静脈血栓塞栓症の危険因子がない場合は産後21日目以降から、静脈血栓塞栓症の危険因子がある場合は産後42日目以降から服用ができます。

危険因子 : 血栓形成傾向、分娩時の輸血、BMI>30、産後出血、帝王切開の直後、妊娠高血圧症候群、喫煙

各種外来・予防接種

私は閉経ですか?更年期ですか?
検査で分かりますか?
卵巣からのエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌が低下してきますと、それまで規則的にあった月経が不規則になってきます。
閉経に至るまでの経過は様々です。一般的には月経がそれまでより少し早めに発来するようになり、その後徐々に月経の間隔が延びていき、1年月経がなければ閉経ということになります。また診断は、更年期指数による評価、女性ホルモン検査(採血)で行います。
更年期症状は人によって症状が違うのはなぜですか?
閉経の時期によって更年期症状が早くでたり遅くでたり、また同じ時期に閉経しても、症状の現れ方は本当にさまざまです。それにはまず、生活環境のちがいが考えられています。結婚している方、独身の方、子供がいるかどうか、親と同居か別居か、住んでいる場所、職業をもっているかいないか等、みんなが同じ生活をしているわけではありません。ただ生活環境にストレスを強く感じる方は更年期症状が出やすいようです。
それから、その方の性格にも関係します。神経質、几帳面、依存心が強い、完全主義、こだわりが強い方は更年期症状が重いといわれます。
更年期の症状は、女性ホルモンの低下や体質だけではなく生活環境や性格などに強く影響されるため、個人差が大きくなるのです。
どんな症状の時、漢方を内服したらよいですか?
情緒不安定・不安・不眠などの精神神経症状、肩こり・頭痛・めまいなどの自律神経失調症には漢方が適応になります。症状の度合いにもよりますが、かなりの改善効果はあります。
また乳癌、心筋梗塞、静脈血栓塞栓症、脳卒中の既往のある場合は、ホルモン補充療法は禁忌となりますので漢方の適応になります。
のぼせ・ホットフラッシュの改善には漢方のみでは満足度を得ることが少ないです。
ホルモン補充療法に変更したり、ホルモン補充療法と漢方を併用することが多いです。
子供への子宮頸がん予防ワクチンの接種を考えていますが、安全でしょうか?
ワクチン接種後の副反応には短期間に改善する症状と、ワクチン接種との直接な関係が証明できない様々な症状が起こる可能性があります。副反応の症状が続く場合は、接種した施設を通じて専門施設の診察を受けることになっています。
子宮頸がんの高い予防効果が証明されているワクチン接種の利益と不利益を理解したうえで接種するかどうか決めてください。
中学1年生ですが、月経痛があり不順になることもあります。
産婦人科を受診した方がよいのはどのような場合ですか?
初潮後1~2年以内の月経の周期異常は生理的範囲内ですので、経過観察していても問題ありません。生活に支障をきたす痛み、月経痛が徐々に強くなっている、3ヶ月以上月経がない、出血が止まらない場合には一度産婦人科を受診してください。
ブライダルチェックはしていますか?
当院ではプレコンセプションケアの中にブライダルチェックが含まれています。
Web予約の「婦人科外来」からご予約ください。
不妊専門病院での治療が必要とされるのはどういう場合の時ですか?
一般不妊治療とは超音波による排卵チェックや排卵誘発剤などを使用し、妊娠するチャンスを増やす治療のことをいいます。6ヶ月間の一般不妊治療で妊娠しなかった場合や、35歳以上で6ヶ月間以上の不妊である方は、生殖補助医療が可能な不妊専門病院での検査と治療が必要となります。
アンチエイジングの予約はどのようにしたらいいですか?
ご予約は、Web予約の「アンチエイジング」からお願いします。初回は医師の診察と同意書にサインが必要です。2回目からはWeb予約後来院していただき、すぐに点滴・注射が行えます。また、セット料金でお支払い済みの方は、当院休診日(火曜・土曜午後・日曜・祝日)も行えます。セット料金の方は、初回点滴・注射後、口頭で次回の予約をお取りください。
アンチエイジングの点滴・注射はサプリなどで摂取するのと効果は同じですか?
白玉点滴・高濃度ビタミンC点滴・にんにく注射などは栄養素を直接血中におくり込むため、細胞一つ一つに浸透します。サプリよりも吸収率が高くダイレクトに摂取できるため、比較的短期間で効果を期待できます。
アンチエイジングの点滴・注射は痛みがありますか?
通常の点滴・注射と同様で、針を刺すときにチクッとした痛みがあります。点滴による血管痛を感じた場合は、点滴の速度を調節いたしますのでお気軽にお伝えください。